まつじゅん

学校名

慶應義塾大学

所属

理工学部 機械工学科 4年

主にはジャグリングですが割と多趣味。「迷ったらとりあえず行動」が最近のモットー。

【Data】

所属サークル・部活
ジャグリングサークルI-Wing
受験形式
一般
高校時代の部活
ジャグリング部/放送部/文芸部
アルバイト
塾のチューター
趣味
料理/お絵かき/執筆/写真撮影/パソコンをいじること(DTM、blenderなど)
お気に入り
ジャグリング道具(もちろんジャグリングのときに使います )/コピック・スマホ用タッチペン・ボールペン各種(絵を描くときに使います)/OM-D EM1(一眼レフです。自分で買ったのでお気に入りです)/パソコン(これさえあれば生きていけます)
学生生活にかかせない食べ物・飲み物
毎朝コーヒーかコーヒー牛乳を飲みます!(カフェインを摂らないと1日が始まりません)/エナジードリンクも大好きです(疲れたときに飲みます。まだ飲んだことないエナジードリンクを探すのが好きです。)

STUDENT VOICE

ロボットにジャグリングの理系生活

手を動かすモノ作りが大好きで、高校の時には段ボールでいろんなものを設計・組み立てて楽しんでいました。数学好きだったこともあり機械工学科へ。現在、「マイクロマシン」という小さいメカの開発に興味があります。

illustration / Yoshimitsu Nippashi

最新技術がつまったロボットの外観をノコギリで手作り

演習ではお掃除ロボット作りを経験。プログラミングなどのソフトウェアは仲間に任せ、ノコギリを駆使して外観となるハード部分を担当。最新のテクノロジーに触れながら、モノ作りを楽しめるのがこの学科の醍醐味です。

illustration / Yoshimitsu Nippashi

理系でも時間を工夫してサークルもバイトも

理系は忙しいと言われますが、私の場合は授業づくしでもなく、平日が丸々1日空くことも。空き時間はバイトの他、サークル&趣味でもあるジャグリングに夢中。YouTubeや交流会に参加し、常に技を磨いています。

ONE MINUTE MOVIE

大学で頑張っていることを教えてください。

【ソレ、1分間でお答えします! ONE MINUTE MOVIE】
高校生からのよくある質問に、学生が1分間で答えるムービーです。

【高校生からの質問】
Q. 大学での生活がイメージできません。大学で頑張っていることを教えてください。

高校生からの質問 #1

化学反応式を簡単に解く方法を教えて下さい。

化学反応式の解き方のコツについてお伝えします。

まず、化学反応式とは化学物質の作り方のレシピのようなものです。多くの場合は左辺から右辺への変化を示すものですが、等価記号(イコールのことです)で結ばれているため逆の意味でも捉えることが可能です。

簡単な例では水素と酸素から水を作る
2H2O+O2=2H2O

とかですね。この式は、ご存知の通り左辺の原子の量と右辺の原子の量が等しくなるようにできています。上の例では左辺にも右辺にも水素原子(H)が4個、酸素原子(O)が2個ある、といった感じですね。

さて、以上の基本事項を踏まえて、化学反応式の簡単な解き方についてですが、劇的に簡単になる方法は正直存在しません。授業で教わったかもしれませんが、化学反応式の解法には目算法未定係数法の二通りがあります。というか、二通りしかありません。そのため、劇的に簡単になる方法は存在しないと言えます。目算法はフィーリングで原子の数を合わせていく解き方なので簡単な方法ではありますが、複雑な化学反応には向いていないというデメリットがあります。一方、未定係数法は連立方程式を使って1つずつちまちま計算して係数を算出する方法です。とてもめんどくさいので遠回りに感じるかもしれませんが、理論上全ての化学反応式の係数を断定することが可能なので最強の方法とも言えます。したがって、ご質問に対する回答の結論としましては、未定係数法をとにかくたくさん練習して慣れていくのがベストです、といったものになります。

また、一つだけ裏技があるのですが、それは「基本的な化学反応式を暗記する」というものなので、初見問題などには対抗できずあまりおすすめはできません。余裕があれば何回も出てくる化学反応式は暗記してみましょう。知識が蓄えられてくると、化学式に対する直感が鍛えられより計算が楽に速くできるようになるので、覚えるにこしたことはありません。頑張ってみてください!

高校生からの質問 #2

正弦定理と余弦定理が使いこなせません。勉強方法を教えてください。

三角関数は考えれば考えるほどこんがらがってくるし、それを用いた正弦定理と余弦定理はより難しく感じてしまうと思います。正弦・余弦定理に限らず、さまざまな定理を定義式だけで覚えようとすると、その数式が何を示しているのかが抽象的になってしまいますので、自分で具体例を作りながら覚えていくことをおすすめします!

まず、大前提として、正弦定理と余弦定理の式はしっかり覚えておいてください。その上で、いざ問題に対して使う際に、どちらを使えばよいのかで迷ってしまっているのだと思います。これの解決方法ですが、数式をただ丸暗記するだけでなく、それぞれの文字(アルファベット)が何を示しているのかに注目しながら式を覚えていく、という方法があります。例えば、分かりやすい違いを述べますと、正弦定理にはsinが、余弦定理にはcosがそれぞれ出てきます。これに対し、問題が「cosAを求めよ」のように出題されていた場合、cosが出てくるのは余弦定理なので、そちらを使えばいいと分かるはずです。別の例ですと、例えば正弦定理はa/sinA=b/sinBという等式が成り立つため、「2つの辺と1つの角が分かっている時、もう1つの角を求められる」もしくは「2つの角と1つの辺が分かっている時、もう1つの辺を求められる」ことを示しており、余弦定理はcosA=(b^2+c^2-a^2)/2abという等式が成り立つため、「3つの辺の長さが分かっている時、1つの角が求められる」もしくは「2つの辺と1つの角が分かっている時、もう1つの辺の長さが求められる」ことを示しています。したがって、問題がいくつの辺と角を条件として提示してくれているか、そして何を答えて欲しいのかを見ることで、どちらの定理を使うのかがわかってきます。文章だけ見ると伝わりづらいと思うのですが、上記の内容を1度図形に起こしながら自分なりに整理してみるといいと思います!

また、勉強方法ですが、おそらく正弦定理と余弦定理の解き方はなんとかなると思うので、問題集や教科書を引っ張ってきて、「この問題に対しては正弦定理と余弦定理、どちらを使うべきか」をひたすら当てる練習をすると効率がいいと思います。わざわざ全部解ききる必要はありません。2択クイズみたいになってしまいますが、「何を答えて欲しい問題なのか」「何を使うことができる問題なのか」を見極める力こそが正弦定理と余弦定理を使いこなす力になります。慣れてきたら、各定理のポイントを押さえて自分で出題する練習もしてみましょう。「解く」脳みそよりも「組む」脳みその方がより本質の理解に近づけますので、トライしてみてください!

高校生からの質問 #3

偏差値60目指す高校1年生におすすめの問題集・参考書が知りたいです。

難関大学を目指す高校1年生向けの問題集・参考書のアドバイスをさせていただきます!

まず、難関大学を目指すとはいえ、まだ高校1年生ですので押さえていくべきは基礎の部分になります。レベルの高い大学を目指す人にありがちなのですが、自分の現在のレベルを無視してとにかく難しい問題集に取り組もうとする方がまれに存在します。基礎が固まっていないのに応用問題に取り組んだところで、期待できる効果はあまりありません。焦らず、まだ2年間もあるので、基礎作りに専念してみてください。

私は理系ですので、5教科のうち英語、数学、理科に重点をおいてアドバイスをしようと思います!また、国公立も視野に入れていたため、わずかですが国語と社会のノウハウも持ち合わせています。そちらも後ほどアドバイスさせていただこうと思います!

【英語】

まずは英語からアドバイスします。英語で参考書が必要になる場面は文法関連が最も多いと思います。英文法の参考書は粗いものから丁寧なものまで広く存在します。言うまでもなく、おススメしたいのは丁寧な文法書になります。割と分厚めで、例文が多く載っている参考書を選ぶと、3年間頼り続けることができる1冊になるでしょう。私が実際に使っていたのは「be」という参考書です。かなり丁寧に解説が載っているので、おススメできます!また、問題集としては「vintage」というものを使っていました。基本的にすべての文法を網羅している上、発音とアクセントの問題もついており、現役時代はとても重宝していました。よろしければ参考にしてみてください!文法以外で参考書がほしくなる場面としては読解力などがあると思いますが、正直な話「これを読んだら読解力がめきめき身につく!」みたいな参考書はあまりありません。読解力は覚えた英語の文章の量だけ身についていくので、身近にある教科書や海外製品の取扱説明書などを積極的に読む癖をつけていくのがコツです。私は高校生向けの英字新聞なんかを読んだりもしていました。英語は5科目の中で唯一の言語学です。自分に合った勉強法を模索して、積極的に使って身につけていきましょう!

【数学】

次は数学についてです。高校1年生ですので数学ⅠAだと思います。難関大学向けの数学の問題集としては青チャートなどがよく知られていると思います。青チャートは難易度も高くやりごたえがあるため、問題集として優秀でありおススメです。ですが、淡々と問題が載っている傾向の問題集ですので、ある程度力のある人でないと有効活用するのは難しかったりする一品です。自学習可能で、解説などが潤沢に揃っている問題集としては、私は「Focus Gold」をおススメしたいです。解説が丁寧で、かつ合間に挟まれているコラムが実用的ですので、演習重視でなければFocus Goldで基礎を固めてみるのもありでしょう。自分の実力に自信がついてきたり、習得済みの分野の演習をガリガリやりたい場合は青チャートなどを活用してみてください。また、チャート式にはいくつかレベル別に色分けがなされていますが、青色が難関校含め幅広く網羅されているイメージですので、青チャートを触れてみて問題なさそうであれば青チャートを選んでみるといいかもしれません!

【理科】

続いて理科です。理科には化学・物理・生物・地学などが含まれています。現在どれを授業でとっているか分かりませんが、おそらく高校1年生であれば化学基礎を扱っているのではないでしょうか。化学基礎は、化学分野の中でも理論分野と呼ばれる計算がメインの分野の入門を扱っています。この分野は問題演習も大事ではありますが、そもそもの化学現象への理解などがしっかりなされていないと問題を正しく理解することが難しくなってしまいます。ですので、現象を理解することが上達の鍵となってきます。この際、おススメとなる参考書としては資料集となります。資料集はフルカラーの写真が多く載っており、どんな器具を使った実験なのか、どのような見た目の反応が起きるのかなどを正確にインプットしやすい教材です。また、現代では動画投稿サイトなどに化学実験の動画が載っていたりすることもあるので、それらを活用してみるのもいいでしょう。まずは化学現象を理解することから始め、それに付随する化学式や計算方法を覚えてきたら、問題集を使って演習してみるといいと思います。問題集は学校配布のもので十分活用できると思いますが、本格的に受験対策を行い始めるタイミングでは「重要問題集」という難関大学の過去問寄せ集めをおススメしたいです。かなりの難易度ですが、やりごたえがあり確実にステップアップできるので、高校3年生あたりから意識してみるといいと思います!

#【国語・社会】

最後に、国語と社会を少しだけ説明します。まず国語ですが、現代文であれば求められるのは読解力の向上だと思います。前提なのですが、読解力はただ漫然と文章を読んでいるだけで向上するようなものでは一切ありません。問いに対する回答の根拠はどこなのか、なぜそれが根拠であると見極められるのか、解説を読みながら納得&他人に説明できるまで理解しようとする姿勢が大事です。新たな問題を解く際に、なんとなくで答えを選ぶのではなく、「自分はこの問いが求めていることはこういうことであり、文章中にこのような記述がなされているので答えはこれだと思った」と自分の回答に思考を説明できるように意識しながら解くのが大事です。以上を踏まえていれば、どのような問題集でも読解力を伸ばすことが可能です。読解力の話とは別ですが、国語でおススメできる問題集としては、数研出版の「現代評論選」というものがあります。これは最近話題になりがちなキーワードの解説と、その話題の文章問題が載っている問題集となっています。読解力がいくら向上しても、よく知らないトピックの話をされては理解が追いつかなくなってしまいます。現代評論選は入試によく出る話題を網羅することができますが、入試対策のためにも今世界では何が注目されているのかなどに関心を向け、新聞やニュースを閲読することも心がけていくと、日ごろから読解力向上および入試対策が取れると思います!

また、社会ですが、1年生の間からコツコツ続けられる問題集としては一問一答形式の問題集が一番スタンダードだと思います。歴史にしろ倫理・政経にしろ、語彙力を地道に増やしていくことこそが理解の第一歩となるのが社会科目です。特に歴史分野は深く掘り下げればいくらでも人物・地名・出来事などが出てくるため、主要な単語から少しづつ覚えていきましょう。また、一問一答のみで単語を覚えていると、少し違った説明をされたり別の出来事と結び付けて問いに出されたりした際に歯が立たなくなってしまうというデメリットもあります。したがって、いろんな角度から単語を覚えていくことが大事であり、こちらに関してはまたしても資料集をおススメしたいと思います。写真付きで人物・出来事を覚える、年表で整理整頓する、などしながら、同じ出来事の勉強でも教科書・資料集・参考書と様々な方向から学んでみてください!

以上になります。ざっくりではありますが、参考書と問題集、およびそれらの活用方法と意識することなどを伝えました。これを行えば100%成績が向上する、などという勉強方法は存在しませんので、以上のことは参考程度にとどめておいてください!自分に合った勉強法を焦らず探していきましょう!また何か質問があればいつでも尋ねてください!ありがとうございました。

高校生からの質問 #4

化学の勉強方法について教えて!

理論分野は、化学現象を理解すること、化学式や計算式を覚えること、それを使いこなせることの3つポイントが存在します。

【まずは化学現象】

まずは焦らず化学現象を知ることから始めましょう!効率的なのは実際に実験を行うことですが、学校によっては実験を盛んに行わない学校もあると思います。なので、カラー写真付きの資料集をベースに、どんな化学現象があってそれは具体的にどんなときに見られるのか、を知っていきましょう!今の時代は動画投稿サイトなどにも実験動画が載っていることも多いので、活用してみるといいでしょう。

【化学式・計算式を覚える】

化学現象を知ることができたら、次はその仕組みを理解していきましょう。例えば化学反応の大原則、「式の左辺と右辺で原子の数は変わらない」や、molという単位は何を表しているのかなど、化学現象において支配しているルールを覚え、それを元に化学式や計算式を暗記していきましょう!

【質問をする】

理解しづらい部分が出てきたら、教科書や参考書の解説ページを参照し、場合によっては身近な質問できる人に質問を投げかけてみましょう。何が分からないのかが分からない人は、質問を組み立てることで不明瞭な部分が見えてくることも多いので、積極的に質問してみましょう!

【問題解く】

化学式や数式を暗記できたら、あとは実際に問題を解いて練習あるのみです。高校化学の計算では、やたら小数が出てくるので計算ミスに気をつけながら計算手順に慣れていきましょう。よく「とにかく練習問題を解けばいいや!」とガリガリ問題に向かい、しっかり理解できないままなんとなくこなしてしまう人がいますが、化学の理論分野においては問題演習よりも根本の理解の方がとても重要です。とっつきやすい部分からでいいので、楽しみながら化学に触れていきましょう!

高校生からの質問 #5

数学I・Aの勉強方法について教えて!

聞いたことがあるかもしれませんが、数学Ⅰは中学までの数学の延長のようなものでとにかく練習すれば慣れていくもの、数学Aは頭を柔らかく使う必要があり、得意な人と苦手な人に分かれやすい分野である、とよく言われます。

【数学Ⅰ】

どちらが苦手かによりますが、数学Ⅰの場合はひたすら問題演習でなんとかなることが多いです。そうは言っても、化学と同様に、よく公式を理解していないままひたすら問題を解いても身につきません。例えば二次関数の平方完成の手順や、グラフの移動の式など、なぜそのような式変形をすることでグラフが移動したりするのかを理解することをまずは目標にしましょう!問題集の基本問題を解きながら公式の導出を行ってみたりして、自分で数式を扱いながらその性質を考えてみてください。

式がある程度理解できた状態であれば、あとは問題演習の積み重ねで成果が出てきます。逆に、理解したはずなのに問題を解きまくっても成長を感じられない場合は、どこかで理解が足りてないか間違った解釈をしている可能性があるので、もう一度基本に立ち直って復習してみましょう。また、問題演習で満足できなくなってしまった場合は、自作の問題を作ることに挑戦してみたり、授業のように友達に解き方を教えてみたりすると、より深い理解をすることができるようになります。少しアドバンストではありますが、得意な分野が出てきたら伸ばしてみるのもアリでしょう!

【数学A】

数学Aに関しては、苦手な人はつまづき続きやすいため、1人で解決しようとせず、周囲の質問できる人に尋ねてみることをおすすめします。どこが理解しづらいのか、そもそも何を言っているのか分からないなど、不明な点をありのまま伝えてみてください。化学と同じく、相談することでポイントが見えてくることが多いので、自分の考えを他人に伝えるようにしていきましょう!なんとなく理解が出来てきたら、自分なりに解釈を重ねてみて、「もし自分と同じようにつまづいている人がいたらどのように教えるのが分かりやすいか」を考えながら、具体的な例とともに覚えていきましょう。

これは個人的な一例ですが、集合と論理の分野で出てくる必要条件と十分条件を、私は住所を例に覚えていました。例えば、あなたが東京23区にお住いだと仮定しましょう。「あなたは東京23区に住んでいる」とき、「あなたは東京都に住んでいる」ことは真であります。前者がp、後者がqであるとすれば、「p⇒qは真」が成り立っています。そしてこの場合、pとqはどちらが必要条件でどちらが十分条件でしょうか。東京23区に住むためには、東京都に住むことが必須条件になってきます。よって、「東京都に住む」ことであるqは、「東京23区に住む」ことであるpを満たすための必要条件である、ということになります。また、東京都に住んでいるからといって、必ずしも東京23区に住んでいるとは言い切ることはできません。しかし、東京23区に住んでいるのであれば、東京都に住んでいるということを示す条件として十分な情報となります。よって、「東京23区に住む」ことであるpは、「東京都に住む」ことであるqを示すのに、十分条件であるということになります。

どうでしょうか、伝わったでしょうか?あくまでこれは私が実際に理解するのに使った一例ですので、あなたはあなたなりの方法で解釈してみるといいでしょう。うまく理解が出来れば、数学Aはあとからぐんぐん伸びていきます。問題が何を回答して欲しいのか、何を求めているのかを捉えるようにし、演習に着手してみてください!

高校生からの質問 #6

偏差値50程度の私立理系大学について、数学のチャートは何色をやっておけばいいですか?

有名な問題集である「チャート式」には、色が4つ設定されており、難易度別になっていることはご存知かと思います。

一般的に、偏差値50レベルの私立大理系を目指すのであれば、黄色または青色が該当します。青色は偏差値60レベルもカバーできる難易度ですので、偏差値50レベルを目指す方にとっては不要に思われるかと思いますが、個人的な意見としては青色チャートをこなすことをおすすめしたいです。理由としては、上のレベルを目指しておくにこしたことはない、というのももちろんありますが、近年の傾向からして、偏差値50レベルの大学は従来の偏差値よりも5~10程度高いものであると認識すべきものであると思うからです。事実、今年度の受験の結果では、数字上では偏差値が55の大学でも、合格者のボーダーは偏差値が60を超えている例も存在しています。したがって、偏差値50レベルを目指す場合でも、偏差値60レベルをこなせる力がないと合格することは難しくなっているため、青色チャートをおすすめしたいと思います。

また、よく聞く経験談として、「たくさん問題集を周回したのに模試や本番で手が進まなかった」というものがあります。これが起こる原因としては、「公式を丸暗記して解いていた」「1パターンの問題しか対策していなかった」などといった柔軟性に欠ける演習をしていたことが挙げられます。したがって、ただ問題集をこなすだけでは入試本番の問題を解くことはできません。あくまで例ですが、自分で公式の導出を行ってみる、自分で問題を作ってみるなど、数学に対する理解力を養い、自由に式を扱うことができるようになることを目標に演習することが大事です。Focus Goldという問題集は、演習問題に加えてコラムが充実しています。こういったコラムから数学に対して興味を持ち、柔軟な視点を得たりしていくことが意外と合格の鍵となったりすることがあります。

もし良ければ参考程度に心に留めておいてください!

高校生からの質問 #7

物理のオススメの参考書は?

物理のオススメの参考書とのことですが、物理の参考書を選ぶ際には用途に合わせて2つのポイントがあります。1つは解説が豊富なものを選ぶのかどうか、もう1つは演習が豊富なものを選ぶのかどうか、というものです。

個人的には、物理は演習が重要視される科目ですので演習が豊富なものをオススメしたいですが、目指す大学のレベルによってはまず基礎から理解するために解説が豊富なものを選ぶことも大事かと思われます。以上を踏まえて、自分に合った参考書を今後も検討してみてください!

ここから先は、あくまでも私の経験を踏まえた上での紹介になりますので、参考程度にお読みください。まず、解説重視の参考書ですが、よく聞くものとして「物理のエッセンス」や「セミナー物理」「センサー物理」などがあると思います。どれも公式の紹介と基本問題の解き方の説明などが記載されている他、加えて練習問題が載っているタイプです。物理を理解する上では心強いですが、しかしながら公式についての導出や物理現象に対する解説などは乏しいのも事実です。そこで、私は解説重視の参考書としては「学校の教科書」「学校の資料集」を推したいと思います。教科書ほど分厚く丁寧に物理現象を説明している本は実はあまりありません。教科書を丁寧に読み込みながら問題集に取り組む、といった使い方をすると、「理解」と「練習」を交互に行うことができてオススメです。

続いて演習重視の参考書についてですが、これに関しては参考書というより問題集で演習量をこなすことをオススメします。参考書に載っているような発展・応用問題は、実のところ二次試験の物理の問題の複雑さに手が届いていないことが多いです。そこで、演習を重ねるのであれば実際に目標にしているレベルの大学の「赤本」、または「重要問題集」を使用してみていただきたいです。赤本と重要問題集は過去問であり、実際に出題されたことのある“生きた問題”です。公式を理解した、暗記した、基本問題が解けるようになった、だけでは残念ながら戦い切れないのが受験物理の世界です。実際に出題された問題を扱うことを最終目標に据えて勉強してみてください。

LINEで進路相談

〈慶應義塾大学の まつじゅん〉に質問するには?

記事の内容は掲載時のものです。

Copyright © 2011 SHINLINE Co., Ltd. All Rights Reserved.