Q. オススメの参考書を教えて

高校生からの質問 #1

偏差値60目指す高校1年生におすすめの問題集・参考書が知りたいです。

【答えた人】

まつじゅん

学校名
慶應義塾大学
所属
理工学部 機械工学科 4年

難関大学を目指す高校1年生向けの問題集・参考書のアドバイスをさせていただきます!

まず、難関大学を目指すとはいえ、まだ高校1年生ですので押さえていくべきは基礎の部分になります。レベルの高い大学を目指す人にありがちなのですが、自分の現在のレベルを無視してとにかく難しい問題集に取り組もうとする方がまれに存在します。基礎が固まっていないのに応用問題に取り組んだところで、期待できる効果はあまりありません。焦らず、まだ2年間もあるので、基礎作りに専念してみてください。

私は理系ですので、5教科のうち英語、数学、理科に重点をおいてアドバイスをしようと思います!また、国公立も視野に入れていたため、わずかですが国語と社会のノウハウも持ち合わせています。そちらも後ほどアドバイスさせていただこうと思います!

【英語】

まずは英語からアドバイスします。英語で参考書が必要になる場面は文法関連が最も多いと思います。英文法の参考書は粗いものから丁寧なものまで広く存在します。言うまでもなく、おススメしたいのは丁寧な文法書になります。割と分厚めで、例文が多く載っている参考書を選ぶと、3年間頼り続けることができる1冊になるでしょう。私が実際に使っていたのは「be」という参考書です。かなり丁寧に解説が載っているので、おススメできます!また、問題集としては「vintage」というものを使っていました。基本的にすべての文法を網羅している上、発音とアクセントの問題もついており、現役時代はとても重宝していました。よろしければ参考にしてみてください!文法以外で参考書がほしくなる場面としては読解力などがあると思いますが、正直な話「これを読んだら読解力がめきめき身につく!」みたいな参考書はあまりありません。読解力は覚えた英語の文章の量だけ身についていくので、身近にある教科書や海外製品の取扱説明書などを積極的に読む癖をつけていくのがコツです。私は高校生向けの英字新聞なんかを読んだりもしていました。英語は5科目の中で唯一の言語学です。自分に合った勉強法を模索して、積極的に使って身につけていきましょう!

【数学】

次は数学についてです。高校1年生ですので数学ⅠAだと思います。難関大学向けの数学の問題集としては青チャートなどがよく知られていると思います。青チャートは難易度も高くやりごたえがあるため、問題集として優秀でありおススメです。ですが、淡々と問題が載っている傾向の問題集ですので、ある程度力のある人でないと有効活用するのは難しかったりする一品です。自学習可能で、解説などが潤沢に揃っている問題集としては、私は「Focus Gold」をおススメしたいです。解説が丁寧で、かつ合間に挟まれているコラムが実用的ですので、演習重視でなければFocus Goldで基礎を固めてみるのもありでしょう。自分の実力に自信がついてきたり、習得済みの分野の演習をガリガリやりたい場合は青チャートなどを活用してみてください。また、チャート式にはいくつかレベル別に色分けがなされていますが、青色が難関校含め幅広く網羅されているイメージですので、青チャートを触れてみて問題なさそうであれば青チャートを選んでみるといいかもしれません!

【理科】

続いて理科です。理科には化学・物理・生物・地学などが含まれています。現在どれを授業でとっているか分かりませんが、おそらく高校1年生であれば化学基礎を扱っているのではないでしょうか。化学基礎は、化学分野の中でも理論分野と呼ばれる計算がメインの分野の入門を扱っています。この分野は問題演習も大事ではありますが、そもそもの化学現象への理解などがしっかりなされていないと問題を正しく理解することが難しくなってしまいます。ですので、現象を理解することが上達の鍵となってきます。この際、おススメとなる参考書としては資料集となります。資料集はフルカラーの写真が多く載っており、どんな器具を使った実験なのか、どのような見た目の反応が起きるのかなどを正確にインプットしやすい教材です。また、現代では動画投稿サイトなどに化学実験の動画が載っていたりすることもあるので、それらを活用してみるのもいいでしょう。まずは化学現象を理解することから始め、それに付随する化学式や計算方法を覚えてきたら、問題集を使って演習してみるといいと思います。問題集は学校配布のもので十分活用できると思いますが、本格的に受験対策を行い始めるタイミングでは「重要問題集」という難関大学の過去問寄せ集めをおススメしたいです。かなりの難易度ですが、やりごたえがあり確実にステップアップできるので、高校3年生あたりから意識してみるといいと思います!

#【国語・社会】

最後に、国語と社会を少しだけ説明します。まず国語ですが、現代文であれば求められるのは読解力の向上だと思います。前提なのですが、読解力はただ漫然と文章を読んでいるだけで向上するようなものでは一切ありません。問いに対する回答の根拠はどこなのか、なぜそれが根拠であると見極められるのか、解説を読みながら納得&他人に説明できるまで理解しようとする姿勢が大事です。新たな問題を解く際に、なんとなくで答えを選ぶのではなく、「自分はこの問いが求めていることはこういうことであり、文章中にこのような記述がなされているので答えはこれだと思った」と自分の回答に思考を説明できるように意識しながら解くのが大事です。以上を踏まえていれば、どのような問題集でも読解力を伸ばすことが可能です。読解力の話とは別ですが、国語でおススメできる問題集としては、数研出版の「現代評論選」というものがあります。これは最近話題になりがちなキーワードの解説と、その話題の文章問題が載っている問題集となっています。読解力がいくら向上しても、よく知らないトピックの話をされては理解が追いつかなくなってしまいます。現代評論選は入試によく出る話題を網羅することができますが、入試対策のためにも今世界では何が注目されているのかなどに関心を向け、新聞やニュースを閲読することも心がけていくと、日ごろから読解力向上および入試対策が取れると思います!

また、社会ですが、1年生の間からコツコツ続けられる問題集としては一問一答形式の問題集が一番スタンダードだと思います。歴史にしろ倫理・政経にしろ、語彙力を地道に増やしていくことこそが理解の第一歩となるのが社会科目です。特に歴史分野は深く掘り下げればいくらでも人物・地名・出来事などが出てくるため、主要な単語から少しづつ覚えていきましょう。また、一問一答のみで単語を覚えていると、少し違った説明をされたり別の出来事と結び付けて問いに出されたりした際に歯が立たなくなってしまうというデメリットもあります。したがって、いろんな角度から単語を覚えていくことが大事であり、こちらに関してはまたしても資料集をおススメしたいと思います。写真付きで人物・出来事を覚える、年表で整理整頓する、などしながら、同じ出来事の勉強でも教科書・資料集・参考書と様々な方向から学んでみてください!

以上になります。ざっくりではありますが、参考書と問題集、およびそれらの活用方法と意識することなどを伝えました。これを行えば100%成績が向上する、などという勉強方法は存在しませんので、以上のことは参考程度にとどめておいてください!自分に合った勉強法を焦らず探していきましょう!また何か質問があればいつでも尋ねてください!ありがとうございました。

高校生からの質問 #2

偏差値60目指す高校1年生におすすめの問題集・参考書が知りたいです。

【答えた人】

えつ

学校名
東京理科大学
所属
理学部第一部 物理学科 4年

【数学】青チャート(数研出版)
【化学】セミナー化学(第一学習社)、化学早分かり一問一答(大学合格新書シリーズ)
【物理】名門の森(河合塾シリーズ)
【古典】中堅私大古文演習(河合塾シリーズ)

【英語】

■長文: 集中マスター英語長文問題集(旺文社)
→レベルは今の自分に合った(解いてみてちょっと難しいとこもあるかなくらいの)ものから始めると良いと思います
■文法:アップグレード英文法・語法問題(数研出版)
→毎日少しずつ解いていって、受験までに何周もしてました。そうすると語彙もセンスもスピードも上がると思うので、これでない問題集でも今からコツコツ解いていくといいと思います!

高校生からの質問 #3

偏差値60目指す高校1年生におすすめの問題集・参考書が知りたいです。

【答えた人】

はるか

学校名
青山学院大学
所属
文学部 英米文学科 卒業

【英語】

・vintageまたはnextage(文法用)
・英単語ターゲット1900(単語用)
・英検準2級、2級の教本(おすすめは「7日間完成」)
英検準2級、2級の中間が長文、リスニング共にセンター試験平均レベルと言われています。
高3に上がるまでにはこれらがおすすめ。

【国語】

・いろはにほへと(古文単語)
・現代文100字要約ドリル 基礎編(論説文読解対策用。これをやれば読解問題特有の読み方が身につき、選択式、記述式共に点数上がります。)
・国語便覧(古典常識や漢文の語法を覚えれば、模試などで内容がわからなくても知識から解答を導き出せ、満点を取れた経験があります。)

【数学】

・ニューアクションβ 数学I+A、II+B (途中式や解説が丁寧。問題の解法をパターン化して覚えられる。)
・自分が受けた模試の問題(これらを切り取ってノートに貼り付けてオリジナルの問題集を作る。)

【社会(政治経済)】

・畠山のスパッとわかる爽快講義(よくまとまっているので、一周読むだけでも偏差値5くらい上がりました。)

【理科(生物基礎、地学基礎)】

・受験生になるまでは、市販の問題集をやるより、学校の教科書を隈なく読むことをすすめます。

高校生からの質問 #4

偏差値50程度の私立理系大学について、数学のチャートは何色をやっておけばいいですか?

【答えた人】

スエちゃん

学校名
東京大学
所属
理学部 生物化学科 4年

このレベルであれば、青チャートがちょうどいいと思います。必要であれば完成ノートも使って、何周も繰り返し解くと良いです。その次にやる参考書としては、分野別なら大学への数学の1対1対応を、全分野載っているものでは重要問題集やプラチカがオススメですが、1冊をしっかり使い込んで(2,3周して)から次の問題集を買うようにしましょう。

高校生からの質問 #5

偏差値50程度の私立理系大学について、数学のチャートは何色をやっておけばいいですか?

【答えた人】

まつじゅん

学校名
慶應義塾大学
所属
理工学部 機械工学科 4年

有名な問題集である「チャート式」には、色が4つ設定されており、難易度別になっていることはご存知かと思います。

一般的に、偏差値50レベルの私立大理系を目指すのであれば、黄色または青色が該当します。青色は偏差値60レベルもカバーできる難易度ですので、偏差値50レベルを目指す方にとっては不要に思われるかと思いますが、個人的な意見としては青色チャートをこなすことをおすすめしたいです。理由としては、上のレベルを目指しておくにこしたことはない、というのももちろんありますが、近年の傾向からして、偏差値50レベルの大学は従来の偏差値よりも5~10程度高いものであると認識すべきものであると思うからです。事実、今年度の受験の結果では、数字上では偏差値が55の大学でも、合格者のボーダーは偏差値が60を超えている例も存在しています。したがって、偏差値50レベルを目指す場合でも、偏差値60レベルをこなせる力がないと合格することは難しくなっているため、青色チャートをおすすめしたいと思います。

また、よく聞く経験談として、「たくさん問題集を周回したのに模試や本番で手が進まなかった」というものがあります。これが起こる原因としては、「公式を丸暗記して解いていた」「1パターンの問題しか対策していなかった」などといった柔軟性に欠ける演習をしていたことが挙げられます。したがって、ただ問題集をこなすだけでは入試本番の問題を解くことはできません。あくまで例ですが、自分で公式の導出を行ってみる、自分で問題を作ってみるなど、数学に対する理解力を養い、自由に式を扱うことができるようになることを目標に演習することが大事です。Focus Goldという問題集は、演習問題に加えてコラムが充実しています。こういったコラムから数学に対して興味を持ち、柔軟な視点を得たりしていくことが意外と合格の鍵となったりすることがあります。

もし良ければ参考程度に心に留めておいてください!

高校生からの質問 #6

物理のオススメの参考書は?

【答えた人】

スエちゃん

学校名
東京大学
所属
理学部 生物化学科 4年

物理が苦手な人は、『わくわく物理探検隊NEO』を使えば楽しくかつ本質的に学ぶことができます。その上で、東進のレベル別問題集を使うと良いでしょう。1冊を2,3周解き終わってから、次のレベルの問題集に進んでください。

実戦演習をするなら、「重要問題集」や「物理のエッセンス」をやりましょう。最難関を目指すのであれば、「名問の森」「難問題の系統」も余裕のある人はやりましょう。

実戦演習の前に、物理が好きな人や上のレベルを目指す人は、微積分を使う『新・物理入門』を読むと、大学の勉強につながりやすくて良いです。

※一重鉤括弧は問題集、二重鉤括弧は参考書(読み物))

高校生からの質問 #7

物理のオススメの参考書は?

【答えた人】

まつじゅん

学校名
慶應義塾大学
所属
理工学部 機械工学科 4年

物理のオススメの参考書とのことですが、物理の参考書を選ぶ際には用途に合わせて2つのポイントがあります。1つは解説が豊富なものを選ぶのかどうか、もう1つは演習が豊富なものを選ぶのかどうか、というものです。

個人的には、物理は演習が重要視される科目ですので演習が豊富なものをオススメしたいですが、目指す大学のレベルによってはまず基礎から理解するために解説が豊富なものを選ぶことも大事かと思われます。以上を踏まえて、自分に合った参考書を今後も検討してみてください!

ここから先は、あくまでも私の経験を踏まえた上での紹介になりますので、参考程度にお読みください。まず、解説重視の参考書ですが、よく聞くものとして「物理のエッセンス」や「セミナー物理」「センサー物理」などがあると思います。どれも公式の紹介と基本問題の解き方の説明などが記載されている他、加えて練習問題が載っているタイプです。物理を理解する上では心強いですが、しかしながら公式についての導出や物理現象に対する解説などは乏しいのも事実です。そこで、私は解説重視の参考書としては「学校の教科書」「学校の資料集」を推したいと思います。教科書ほど分厚く丁寧に物理現象を説明している本は実はあまりありません。教科書を丁寧に読み込みながら問題集に取り組む、といった使い方をすると、「理解」と「練習」を交互に行うことができてオススメです。

続いて演習重視の参考書についてですが、これに関しては参考書というより問題集で演習量をこなすことをオススメします。参考書に載っているような発展・応用問題は、実のところ二次試験の物理の問題の複雑さに手が届いていないことが多いです。そこで、演習を重ねるのであれば実際に目標にしているレベルの大学の「赤本」、または「重要問題集」を使用してみていただきたいです。赤本と重要問題集は過去問であり、実際に出題されたことのある“生きた問題”です。公式を理解した、暗記した、基本問題が解けるようになった、だけでは残念ながら戦い切れないのが受験物理の世界です。実際に出題された問題を扱うことを最終目標に据えて勉強してみてください。

高校生からの質問 #8

物理のオススメの参考書は?

【答えた人】

えつ

学校名
東京理科大学
所属
理学部第一部 物理学科 4年

「物理のエッセンス」と「名問の森」。どちらも高校で使っていたものです。物理のエッセンスは、必須事項を徹底して覚えるための反復練習として何回も解きました。名問の森は、実際の入試に近い形式のものがレベル別でたくさん揃っているので、苦手箇所の練習、それぞれの問題形式に慣れる練習にも最適です。また、学校で使っている本を繰り返し解く、というのもとても重要だと思います。

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